【11/5】 創想話感想(後編)とラジオ

 結局1話しか感想書けなかったお……
 いつか時間ができたらまた作品読んで、なんか書こうと思います。
 最後に残ったのが、今回思い入れの深かった作品でした。

■海をしらない彼女たち (2009年2月15日 作品集69 いこのさま
 
 終の刻へと向かう阿礼乙女と幻想郷の大妖に流れる一節の日。
 時代や世界、人間のそれぞれが必ず有す「果て」を、浮き彫りの形で描き出す瑞々しい作品。

 今回紹介する作品中、創想話では最も高い得点を採点した作品です。
 失礼ながら、海という要素は私にとってはあまり薫ってきませんでした。しかしながら、作者がこの物語で描き出そうとしたであろう阿礼乙女の姿は瞭然と伝わってくるものがありました。
 古風で些か気取った文章ながら、それが邪魔しない程度の筆致そして作品の雰囲気だったと思います。おみごと。



 ……というわけで今回3日、合計7作品を紹介させていただきました。
 すべての作者様に感謝を捧げつつ今回の企画は終了となります。


 
 そしていつも通りの告知をば。

■ふつおたラジオ。(第15回)
 http://std2.ladio.net:8100/hutuotahangon.m3u

 11月6日(金) 23時30分〜24時00分終了予定
 IRC:#反魂ラジオ
 番組てーま 『10秒メシを10秒で飲み干せる人は普通に隠し芸大会に出られるレベルだよね』
 
 なんか既に第15回まで来てしまいました。
 そして今回も真横に弟が居るので、ちょっとトーンを落としての声になるかと思いますがお許しを。
 一方3回目にして早くも幻のコーナーとなった最後5分の企画「小説駆け込み寺」も、ちゃんとネタを覚えてたらやる予定です。
 一応ネタはいくつかあるんだけど……本放送やってると忘れてしまうことがほとんど。
 それらのネタは、今までイベントで色んな人と話した内容の中から引っ張り出してきています。

 というわけで、またいつも通り30分でお送りします。
 お時間がありましたらお付き合いください。

【11/4】 イスタンブール

 うう……すみません、二回休みとさせていただきます……

 なんだか今日は一日体調がすぐれないままでした。季節の変わり目で体調崩すなんて情緒溢れることは未だに一度だってしたことがないのですが、人生で初めてそういう分かりやすい風邪を引きそうな気配。
 風邪ならいいけど、イではじまる片仮名7文字とかダメよダメだからね……

【11/3】 創想話作品レビューの筈でしたが

 昼間なまけたせいで夜になって修羅場と化し、時間が無くなってしまったので本日は一回休み。
 また明日か、下手すると明後日になるかもしれません。

 もしも楽しみにしてくださってた方があったら、本当にすみませんとしか。
 どれだけ歳を重ねても、時間の使い方が一向に上手くならない反魂でございます。

【11/2】 創想話作品レビュー(中編)

 なんか気温が下がった下がったと周囲が騒がしいですが、個人的にはこのくらいの温度がちょうど良いらしいです。頭が冴えるし、寒すぎるというわけじゃないし。
 現在室温11度。
 一桁まで落ちてくると、さすがにしんどくなってくる。

 基本的に暑がりなのです。
 寒くなってゆく季節にはかなり抵抗してるけど、暑くなってゆく季節にはあっさり白旗を揚げる性格。


 さて、創想話レビューの更なる3作品を。
 なんだかんだで読んだ直後にもう感想は書いているので、あとはそれを組み立て直すだけなんですが。
 いっぺんに公開しちゃうと一日でネタが尽きちゃうから、三日に分けて使用するこの効率の良さ!
 

親友以上、友達未満 (2009年10月7日 作品集88 パレットさま

 最近、あんた達って仲いいの?

 その一言に集約される霊夢と早苗の、ちょっと不思議で、大胆で繊細な距離感を綴った静かな作品。
 こうあれば素敵、という早苗・霊夢の少しあどけないやり取りが、後々に続いてゆく外野の野次馬(?)達の言葉と素直に結びついてゆきます。
 少しアイソレーションは感じちゃいますが、病的っぽさやベタベタした百合っぽさのない、なめらかで清冽な作品です。そのタイトルセンスも秀逸。幻想郷の巫女達の抄録として、早苗・霊夢好きには是非お勧めしたい一作です。


妹が増えました (2009年8月29日 作品集84 岩山更夜さま)
 
「わかったわよ! みんな可愛がってあげるから覚悟しなさい!」

 俗に言うハーレムエンドです。いや違いますけど。
 人類の夢を実現したフォーオブアカインドの物語。真っ直ぐ素直にぶつかってくるフランちゃん達の可愛さで御飯を四杯ばかり頂く物語です。何気なく背景部分で動き回る咲夜さんも、メインディッシュの付け合わせとして一人ボケ倒している……ような気もしますが。
 物語としては、もう一段オチがあればと思わされる雰囲気もあり……まぁ、それを込めた意味合いでの冒頭「ハーレムエンド」という表現でした。


春風の香霖堂 (2007年4月25日 作品集39 カプチーノさま)

 冷蔵庫の中にレティがみつしりと。

 今回の「過去作品レビュー」枠。豊富な蘊蓄を有したりハーレムったり褌ったりと八面六臂の霖之助が、ようやく創想話に出陣を始めた頃の話――かな?
 カプチーノ氏という作者さまは、かれこれ1年半くらい投稿されていないようですが、一時期霖之助をさくさく書かれる方として認識していた記憶が。

 ギャグものなのであまり多くは書けないのですが、無駄なことを書かない分非常にテンポが良く、すっきりとした作品。後半少し力業に入ってしまったところだけ残念でしたが、現在の霖之助のトレンドとはまた違った彼を楽しむことができる……かもしれません。

【11/1】 創想話作品レビュー(前編)

 この土日は家に缶詰して原稿とかやるつもりだったんだけど、気が付いてみたら缶詰して遊んでいただけのような気がする。
 おかしい。
 いやまて、日曜日はあとまだ3時間くらいあるぞ!
 まだ死んじゃ居ない! 諦めたらそこで試合終了だよ!
 


 さて。今日から三日間の特設コーナーで、創想話作品のレビューをお送りします。
 なんとも超久々ですよ。
 読書の秋ということでこういう企画ですね。嘘です綺麗にまとめようとして適当なこと言いました。

 新旧織り交ぜていますがご容赦。
 3作品ずつ、合計9作品をご紹介予定。



■□■かくれんぼ (2009年10月10日 作品集89 音羽さま
 
 紅魔館で繰り広げられる静かなゲーム。
 めいめい隠れた紅魔館のメンバーをフランドールが見つけてゆく内、
 マトリョーシカのように隠されていた真実が明るみになってゆく。

 こういう物語なのでもう少し伏線性が欲しいところもありましたが、あまり飾り立てなかったことで逆に素朴でもあり、その分メッセージ性は際立っていたのではないかと。
 深く考えず、静かに物語の世界に気分を移し読んでみましょう。
 すっきりとフランドールの心に共感して読み終えれば、切なくもすっきりとした読後感が残ると思います。


■□■米をかっ喰らう (2009年10月2日 作品集88 八重結界さま

 紅葉をひとひら添えた、一杯の白い御飯。

 秋という哀愁の季節を情緒感に変えて漂わせた、和のテイストあふれる一作。季節が過ぎゆく切なさ、散りゆく紅葉の切なさと同じ種類の「秋」という寂寥感を、神という存在に委ねて、心に直接伝え掛けられたような素敵な作品でした。
 多くの秋の恵みと、冬を前にやがて去ってゆく秋の季節を味わえます。この作品に描かれる秋静葉・穣子の二人に、四季の移ろいを投影して読んでみましょう。
 浮つくことのないしっとりとした気持ちで、残り短い秋を満喫できますよ!


■□■酒雨宿り (2009年4月27日 作品集74 ズッキーニさま)
 
 ただ袖が触れ合うだけのように出逢い、すれ違うだけのように別れてゆく短い時間を切り取った物語。
 雨宿りに佇む阿求の描写は、幻想郷の風景から淡色の水彩画で切り取ったように叙情的です。

 読書、という実感を色濃く感じられる作品。心静かに、穏やかな読書の秋を過ごさせて頂きました。
 非常に短く、また何事も大切なことは起こらない作品ですが、静かな部屋で一人読むには最適。堅調な文章ですが柔らかみを失わず、ちょうど良い匙加減が短い読書時間のお供にはぴったりだと思います。

 薄い小糠雨の音なき音が聞こえてきそうな、風趣あふれる物語をここにおすすめ。
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