スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【4/27】 『名探偵コナン 絶海の探偵』感想

 
 MOVIXのポイントが期限切れというトラップに出鼻をくじかれつつも、
 大人げなくネット予約した真ん中中央の特等席で鑑賞してきました。
 以下、ストーリーに関する言及有り。
 なので視聴済みの方かネタバレを気にしないか、
 下馬評に興味を抱かれた方のみお進みください。


 
 
 

 ◆
  
 今まで旅客機を舞台にすれば不時着し、ホールを舞台にすれば爆破され、
 寺を燃やし飛行船を橋に接触させサッカー場を崩壊させてきた劇場版コナンも
 イージス艦が舞台とあっては、国防問題になるのでさすがにトーンダウン。
 またハワイの親父もさすがに最新鋭の軍艦の操縦は教えてくれなかったようで、
 深手を負った艦長を押しのけたコナン君がCICの艦長席をやおら奪い
 煌々たる計器類を神速で睥睨しつつ裂帛の気合で華麗に沈没を回避する!
 みたいないつもの展開を待っていたファンには拍子抜けの展開です。
 
 冗談はさておき。
 序盤の見せ場である戦闘訓練のシーンは、
 例によって制作陣の綿密な取材の成果が伺われる素晴らしい出来映え。
 もとい……イージス艦の中で行われているやり取りなんて知らないですが
 知らない人間にも「きっとリアルなんだろう」と思わせる。
 毎度ながら、舞台に対するリスペクトと手抜かりのなさに好感が持てる。
 
 次にストーリー。
 今更コナン映画の「ターゲット年齢」を推し量ることは野暮ながら、
 ファン層を考えても、劇場に来る大多数の人達は子供騙しに騙されない。
 それでも子供騙しがコナン映画で使われ、かつまかり通るのは、
 コナン=子供向けという図式を考慮して
 ごく理性的に子供騙しを許容しているだけのこと。
 ……なーんて、持って回った言い方をするほどのことじゃないんですが
 要は、中学生頃から見始めて以来已むに已まれなくなった私のように、
 どう転んできても懐深く受け止める人が少なからず居るという現状。
 
 で、ある種近年のコナン映画はそれで開き直っている節もあり、
 今回も割り切るところは割り切ることを前提としつつ、
 その上で見応えのあるストーリーに仕上がっています。
 前半に撒き散らした伏線を後半の盛り上がりで回収する今風の手法で、
 時折やたらと情緒面を強調するのも含めて
 ここ3年間の静野監督のテイストがしっかり発揮されています。
 展開はプロットレベルでの丁寧な整理が感じられ、
 仕事の良さにまずまず舌を巻きました。
 
 しっかし今回一番の見所はやっぱり、タッグを組んだ国家権力。
 自衛隊と警察の間に隔たる見えない壁をちらつかせながらも
 事件を前にして互いに団結していく男達のぐうイケメンぶりは、
 時に主人公達すら食っているといっても過言ではなかった。
 ぎくしゃくしつつも二つの組織に通底する「日本を守るんだ」の信念、
 世が世だけに心を打たれるものがありましたね。

 「あの国」というセリフのたびに笑いを堪えていたのはご愛嬌。
 
 サスペンス性を重視しつつアクションの量も減らさず増やさず、
 反面トリックや犯人捜し、特定キャラへの脚光といった要素は控えめ。
 この辺は例年一定以上のクオリティを維持し続けるコナン映画において
 気まぐれパラメータの割り振りになっている感もあり、
 したがって偶発的な偏りに基づいて語るというのも詮無い話です。
 二時間の枠に収められる量は二時間分であり、
 そこから先は好き嫌いの範疇を出ないので。

 その関連で言えば、久々にしんいちーらーん! が復活の兆しを……。
 ほかサブキャラに関してはせいぜい和葉があざとく魅せていた程度でしたが、
 迷宮の十字路みたいな外伝的作品も上記の通り「パターン」の一つであり、
 単に「今年は違ってた」「来年以降にいずれ期待」という程度で。
 
 あ、迷宮と言えばおじゃる警部。なつかしー!
 映画館でも子供さんが「この刑事さんしってるー」と小声で話していたし
 どうやら想像以上に認知されてるようですね、置鮎キャラ。
 なお、さすがにイージス艦にリスは持ち込めなかったもよう。
 
 最後に、青山原画。
 水中の蘭と新一、そしてED曲前の「助かったよ、おっちゃん……」的な
 セリフを呟くときのコナン。以上3枚が、恐らく今回の青山先生かな?
 一回こっきりの視聴なので、ここは間違っていたら失敬。
 
 ◆
 
 今年もしっかり楽しませてくれて、
 変わらぬおいしさに安心感をくれるコナン映画に感謝を。
 今回映画館で一番笑いが起きてたのが次回予告だったことを書き添えて
 感想はおしまいということに。
 
 ※ところで、おっちゃんの名刺で探偵を表す「DETECTIVE」の
  綴りが間違ってたのは、ミスなのか故意なのか何かのネタなのか?
  原作をここ10巻くらい積んでおり、元ネタがあっても気づかない。
  
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

リンク
プロフィール

< リンク等はサイトの方へ!

Author:< リンク等はサイトの方へ!
FC2ブログへようこそ!

FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
検索フォーム
QRコード
QRコード
月別アーカイブ
最新コメント
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。