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【4/30】 小説について

 小説についてあれこれと論陣を張るのはあまり好きじゃありません。
 SSについて、と書き換えても良いけど。
 身内のSS本の感想が若干書きにくいのは、割とそのせいもある。

 方法論や技術論は確かに沢山あります。こうすれば文章の見栄えが良くなるとか、こうすれば可読性が格段に向上するとか文章の色味が豊富になるとか。
 小手先の工夫から根本的な文章術まで、知って覚えたものも知らず覚えたものも含め、長い間文章を書いてたらそれなりに身に付いてはいるものです。

 ただそれを、例えば教科書みたいに語るのは嫌だなあと。
 ここをこうすれば良くなるよねみたいなことを以前、特にこんぺでは積極的に口にしていたのですが、最近はちょっと違和感を覚えて黙り気味。
 元々ああいうコメントも気持ち良くやってた訳じゃないのですが、技術的なアドバイスを含めたコメントというのが本当にありがたがられているかとか、そういう問題も含めて違和感。

 知人と先日、小説の書き方について話をする機会がありました。
 その時に私が口にしたのが、「『書き方』を覚えることで小説書きになりたくない」という一言。
 ラノベであれ純文学であれ、こうすればキレイに書けるさこうすれば上手に書けるさというノウハウを、言語化された知識で持ってるプロの作家さんって、実は多くないんじゃないかと思うのです。
 私にとっての小説家の人間像は、もっと感覚的なところで文章による魅了方法を体得している人。
 他の人には見えない物を見て、他の人には表現できない日本語にそれを置き換えて語れる人。
 
 そこに教科書みたいな知識って、無いと思うのですよ。

 

 文章力だけなら、創想話にはそこらのラノベ作家を余裕で飛び越せるような作者さんだって居ます。
 けどラノベ作家さんは、一人ひとり必ず輝くものを文章力以外に持っている筈。それが魅力的であれ魅力的でなかれ、プロの作家さんが持ってる作品の色はアマチュアのそれとはやはり違う。

 私が時折文章術(力)についてこのブログとかでも書いているのは、アマチュアという甘えがあるから。
 あと、同人という甘えがあるから。
 故に、冲方丁あたりを若干食わず嫌いしていたりとか。
 人に愛されるSS書きになるには、文章力よりももっと感性を磨きたいです。こうすれば小説がうまく書ける、こうすれば文章がうまく見えるという知識はいくつかあるのかもしれませんが、文章力はあくまで小説の手段であって目的ではないことを理解しなければいけない。別に冲方がどうとかではなく。
 私はアマチュアですが、アマチュアでもアマチュアらしく、剥き出しで居られたらと思います。
 崇高な文章、流麗な作法を弁える必要は無い。
 自分の感性を素直に日本語に変えて、それをそのまま打ち出せば良いと思うのですよ。
 それが自分自身の「小説書き」としての側面を、何より言い表してくれるはずなので。  

 

 そういう真っ直ぐな気持ちを、しかし哀しい哉、だんだん失っちゃうもんです。私もそうです。
 長い間小説を読み書きして難しい言葉も表現技法も沢山覚えて、けどそれが邪魔をするようにもなるんだと気付いたときにはだいぶ頭でっかちになっている。
 自分自身直してゆかねばなりません。
 知識が増えた今は、常駐アプリが増えたPCと同じ。出来ることは増えたけど、全ての挙動が鈍くなる。
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