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【11/29】 紅楼夢本紹介  と、お知らせ

 なんだかすっかり遅くなってしまいましたが、私の親愛なる方々が紅楼夢で出された本を数冊ご紹介いたします。というか、遡って今までのイベントで出された読了分もすべて紹介文を書きたいんですが、時機を逸してしまうと中々書きづらくなるもので。
 紅楼夢本も正直遅きに失した感は否めないのですが、これ以上遅くなっても余計書きづらくなるだけですので、本日掲載しちゃいます。

 時間が無かったので、三冊だけ。漫画1冊と小説2冊。
 書評ではなく紹介文ですので、まだ読んでおられない方をターゲットと致しまして。



■茶飯事(KOTO@くーげきのち
 一こま一こま――というより、一人一カットに及ぶ可愛さの波及が異常。表情豊かに描かれる阿求さんの百面相は、あまりにも浸透圧の高い可愛らしさだ。
 私の心を離してくれない。

 KOTOさんという方の魅力が、確かに描き出された一冊。KOTOさんが好きな方は、手に取る以外の選択肢を考えなくて良いでしょう。柔らかい、可愛い、撫でたくなる――KOTOさんファンもそうでない人も集ってしまおう! 阿求ファンという阿求ファンに宣伝して回りたくなる一冊。
 氏はこれで2冊目ですから末恐ろしい。2冊目でこれですから9冊目あたりになったら私は恐らくお星様になっているだろう。あ9冊目。ひえぇ阿求無双だ!
 なお、後書きのせいで個人的には一足早くお星様になった。
 うおーぉ本人に知らせず何してんねんこの人!

■First flight (日間@ふじつぼ)
 子供のフェーズから大人に変わってゆく時――個人的にはこの間に、特に女の子の場合は「少女期」という一段階を挟みたいのですが――それは必ず象徴を伴って現れる。或いは行動であり、或いは身体の成長である。
 一つの階段をのぼる様子が、非常に克明に鮮明に描かれた作品です。子供から大人、ではなく、子供から少女へという階段の一段にスポットライトを当てたこの本を一ページ、一エピソードと追い掛けてゆくとそのたび、誰もが覚えているであろうあの日々の一秒が、無数に鏤められていることに気付く筈。繊細に、巧みに描き出された少女の心に、必ず愛らしさを覚えて一息に読み終えたその時、主人公の女の子は一つだけ成長している。
 ――物語は、幼少期の魔理沙に、何かと世話を焼き焼かされる霖之助の触れ合いから始まります。魔法使いに憧憬し彼女が空を手に入れるまでの不器用な軌跡を、しっとりとした筆致で織り成す短編小説。名作「氷雨抄」「霧雨抄」を生み出した日間さんの紡ぎ出す「雨」の叙情と少女性を、ぜひとも静かな雰囲気に包まれて愉しんで頂きたい。

■剣業の年輪(新角@人の消える道
 剣にはその兇刃たる魅力と、それにまるで浄化されたような、非常に瑞々しい輝きがもう一つある。芸術性とも機能美とも違うし、一回りして戻ってきた暴力性とも違う。あの刀身の妖しい光に見とれるのは、私が日本人だからという訳では決してないだろう。意外と、外国人の方が愛好していたりもするから。
 里で非道の限りを尽くす一団に立ち向かうのは、頓悟し孫の前から姿を消したと思われし魂魄妖忌であった――幻想郷という世界を筆者は犀利に書き込みながら、人の匂いでここに人の物語を溢れさせた人世一体の小説。最初は浮ついていた物語の一駒が、一ページを追うごとにまるで幻想郷の世界へ刷り込まれてゆくように冴え返ってくる一作です。
 淀みひずみ無き巧緻な文章が織り成す短編の中、徹頭徹尾まつろわない、筋の通った空気感が心地良い。されど決して古風に徹さず、これを人選りする作品と称すのはあまりにも惜しい。
 敢えてこう称す。是非一歩目の勇気を持って、この本を読んで頂きたい。


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 というわけで三冊、ご紹介しました。
 どれもこれも素晴らしい本ですので、是非ぜひ。

 そしてお知らせですが、本日から12月4日までの間、更新を一時お休みさせていただきます。
 理由は言わずもがな、でありまして。
 適当なことを書いて毎日更新を食いつなぐよりも、一度スパっと休んでやるべきことに専念したいと思います。峠を越えたら、またちゃんと毎日更新しますので!

 どうぞご了承ください。
 応援して下さってる方にはほんとに感謝してます!
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