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【1/4】 C77レポ。

 
 0日目。
 この日職場から直接高速バスで東京を目指すことになっていた私は、全ての荷物を呑み込んだキャリートランクを朝一でバス乗り場のコインロッカーへ放り込んだのです。
 そして仕事が終わり、戦地へ赴く前に禊ぎをばと思って、銭湯へ。鍵のかかるタイプの下駄箱に靴を入れてその鍵を番台に預け、ひとっ風呂の後に鍵を受け取ったなら何故か鍵が2本ある。
「えっと……これ何の鍵ですか?」
「? ……傘立ての鍵じゃないですかね」
「いや私今日は傘使ってませんよー。他の人のが混じったのでしょう」
 番台の若いお兄さんは、訝しげに首を捻る。
「左様ですか――」
 躊躇いがちに手を出すお兄さんに鍵を渡して、私は銭湯を後にしました。
 そして意気揚々と夕食を食べ、雑貨屋さんでちょっとした買い物をこなし、路線バスに乗って余裕で高速バス乗り場へと移動したのです。発車15分前になり、コインロッカーを開けようとしたところでようやく異常に気づくこの愚かさよ。
 あら? ポケットに鍵が無い。
 それまでの行動が走馬燈のように駆けめぐる――

 あ。
 番台だ。

 さーっと計算。あの銭湯までは市街地の大通りを抜けるので片道10分以上かかる。
 バスまでは15分。

 (10×2>>>15)

 ……あ。
 俺のコミケ終わった。
 イヤッホウウウゥゥゥ!!

 *

 ――というプロローグでした。それでは冬コミレポへ参りたいと思います。
 要するに絶望的な上記の状況から、私は東京に現れたのです。現地でお会いした方はお分かりの通り、結果としては無事バスに乗車し、東京を旅しております。
 一縷ほどもない望みをかけてとっさの判断で飛び乗ったタクシーが快走、銭湯とバス停までの鳥取市街大通り往復十個以上の信号を一つ残らず青でぶち抜くという大奇跡、百回やってもまず無理なあの奇跡がなければ――私は高速バスを逃し、年末年始にかけて鳥取でエア作物を植えていたかもしれません。
 今回ばかりは、自分の強運というか、悪運というか、怖いほどでした……全部自分がまいた種だと言われれば返す言葉もありませんが、本当に良かったです!

 毎度のごとく前置きから長いですが、今回はtwitterやラジオといった媒体もありネタの分配が可能なので、全体では短めにしてサクサク行こうと思います。



【1日目】
 
 美しき黎明――

 1001041.jpg


 わぁい、ゆりかもめに乗ったら会場についたぞー。
 ……せっかく高速バスが早朝到着なので、行かないのも損した気分――1日目は、また企業ブースの方に「参列」してきました。とらの東方カレンダーや花札やなのはグッズ、さらに影さんや人比良さんのおつかいもざっくりと。
 例年に比べ、若干参加者が少なかったように見受けました。
 行列時の気候はまずまず。そこそこ温暖でしたが風が強かったです。

 ほくほくと戦果を確かめつつピクシブの画集とカレンダーも買ったりして、そこで何やら気になるフレーズが。
 みとせのりこさんのサイン会。

 ……!!

 思わず参加してしまいました。志方さんや霜月さんもですが、ああいうちょっとエスニックで透明感のある歌手のファンなんですよ。お名前を入れてもらえるということで、本名もあれかなぁと思いここは一つ、ペンネームの「反魂」に。

1001044.jpg
 
みとせ氏「反魂って、反魂香の反魂ですか?」 ――あ、はい。
みとせ氏「変なもの蘇らせないでくださいね?」 ――は、はい。
みとせ氏「蘇らせたら責任持って始末してもらいますからね!?」 ――す、すみません。

 弄ってもらえた! とも言いますが、釘を刺されたとも言う。
 今後は迂闊に蘇らせられない……(何を

 何というかイメージ通りのすてきな雰囲気のある方でした。
 話し声が歌声とちょう似ててびっくり。
 
 *
 
 そんなサインで30分ばかり予定をオーバーしながら、秋葉でさんや豆蔵さん、雨虎さんと合流。「中央改札から出てー」「分かりましたー」というやり取りを行って携帯電話をポケットにしまい、十五秒後には電気街口改札から出ている反魂さん。
 あは。いやいつもの習性で無意識にこっちへ……。
 近藤さんとも合流し、今日のメンバー5人がこれで揃いました。長い地下通路を抜け、つくばエクスプレスなるものに乗れば忽ち浅草へと導かれた。夜の帳の街で当然のようにひとしきり道に迷ってから、お目当ての宿屋の看板を見つけて一同一安心。

豆「ツイン2つとシングル一つで予約してました豆蔵ですけどー」 
宿「あいー。えぇーっと、これとこれが鍵ねー」
豆「……あれ? 二つしかない?」
宿「え? 今日ツイン二つなのー? ちょっと準備してないよー(むしゃむしゃ)」

 このむしゃむしゃってのはアイス食べてる音です。
 接客マナーというのは、こうしてところどころ日本の中でも普及していないところがあるのですね……怒るとかじゃなくて笑ったわ!
 結局夕食に出掛けている間に部屋を「準備しておく」というおじさんの言葉を信じて、荷物だけ宿屋に押し込み私達は外出。それにしても最後まで一言も謝罪してくれなかったなあの宿のおじさん……良いけどさ……
 まあごはん行こ。ごはん。

反「さて、ここは浅草らしい物をひとつ――」
近「デニーズがあるぞ!」
反「……え、でもせっかく東京まで来て、せっかくみんなで集まっての夕食なのに」
近「デニーズがあるぞ!」

 ちくしょう、声のでかい人が勝つんや!

 ……というわけで、デニーズでお食事。うんまぁ美味しかったです。
 各々が冬コミで刊行した本について穂積名堂や私、雨虎さんがトークを繰り広げつつ、まぁ居ない人の話題は好き勝手出来るという遠征組の特権を生かして、およそ考えられる身内の噂は一通り言ったんじゃないかな――(ぇ
 うえーん床間さんのリア充! うえーん!

 あと阪神競馬の1千万馬券のことにふれて、じゃあ金杯の三連単で大穴を5万円くらいで一点買いしたらどうなるんだ? みたいなところから計算機を取り出す一同。
 現地では計算を間違えてましたが、5万円で1千万馬券を当てたら50億円ですね。
 というわけで、新春早々穂積名堂は一生遊んで暮らせる億万長者になるそうです。特殊装丁フルオプションで新刊出し放題。ご期待下さい。

宿「あーおかえりー(むしゃむしゃ)」

 げぇまだアイス食ってる!

 *

 而して部屋に戻った私には、ひとつ重要な使命があります。
 以下は鼠さんの写真を勝手に拝借しますが、まぁ映ってるのは私なんで文句は言われないでしょう。

41263018_952427729.jpg


 はい、衣裳チェックと点検です。
 話は出発前日、さらに元を辿れば紅楼夢に遡る――

 10月のインテックス大阪のこと。苦い想い出です。
 時間に追われて手入れを怠ったまま持ち込んだ阿求さんの一張羅は、更衣室で取り出した瞬間から不穏な空気を漂わせていました。
 帯の飾りが剥がれる……結び目のパーツの金具が脱落する……締めていた紐が絡まり、切らざるを得なくなる――
 夏の過酷な暑さも和らぎ半年ぶりのお披露目となった阿求さんの衣裳が、開幕30分で臨時休業となったのはその辺が理由でした。いえ、あのままあちこち乱れたままの衣裳をお見せするのは作って下さった方にも、そして阿求さんにも失礼なのです。
 阿求さんは乱れていても魅力的だけど。
 ……あ今そんなことは聞いてない?

 痛恨の出来事だった秋の反省を踏まえ、今回は手を尽くしました。
 前回の破損部分を手芸用のボンドで補強、縫製の部分的な手直しに加え安全ピンを用いた簡易的な袖部分の尺合わせなど、あらゆる手を尽くしに尽くして尽くしまくって最後の仕上げが写真の通り。
 Dロワーズです。
 本来見えないところまでお洒落することも無いんですが、何故か最近のイベントにおいてスカートの中は分類上「見えない場所」ではなく「見える場所」なんです。誰のせいとは言いません。もう誰のせいとか言うエリアは超越していますので。

 先に結果から記しておくと、これらの補強はきちんと上手く行きましたよー! 今回は衣裳が破損することもなく、恐らくは見窄らしく乱れることもなく最後まで持ちました。
 愛情をかけてあげると阿求さんは応えてくれるんですよー!
 わあい。

反「……というわけで寝ようぜ??」

 一日目が、それで終了します。
 サークル入場は今度こそ開門時刻に合わせて行くんだ、という強い意志を確認して、全員がなんと0時30分に就寝しました。
 これはキセキです。

 ……だって、近藤さんも居るのに。
 ねえ?



◆2日目(当日)

 スケジュールは、けだし引き算です。
 守るべき時間が一つ、あらかじめ決まっている。その時間を守るために守られるべき時間はおのずと逆算されて定められてゆく。
 そして求められた起床時間が一見早すぎるように感じても、それは引き算が累算されてきた結果。それが真実なのです。たとえどんなに早朝でも、計算されたからにはそれが確実にデッドラインになっているのです。

 浅草から、有明への道。
 今回の起床デッドラインは、朝5時30分でした。

雨「おは」
反「よう」
豆「ござ」
鼠「いま」

近「す」 ←


 おい!?
 近藤さんが夜の0時半に寝て朝の5時半に起きたぞおおお!?
 
 何という奇跡――私のを超越する奇跡を近藤さんが見せて、スケジュール管理は一気に加速! 出発予定時刻の6時30分に対して、全員が出発したのは何と6時32分。ほぼ完全に予定通り。おいこんなことがあって良いのかー!?

 乗り継ぎの歩き移動などで思ったより手間取り入場は結局開門に遅れましたが、それでも余裕の7時台。
 こんな奇跡はめったに見られない……反魂は感涙すらに噎びそうな熱い熱い胸を抱えてひとりサークルブースに向かいました。
 あ、近藤さんは創想話合同から来られるaradoさんを待ち合わせされまーす。

 ブースに到着し溢れかえるチラシの山から東方イベント関連だけぶっこ抜いて後生大事にクリアファイルに納め……てたら小指を切った! 血!
 しかし続けて荷物受け取りの郵便局スペースへ。早起きのお陰でアグレッシヴです。SSSSが実に54冊も入った殺人的な段ボール箱をなんと一人でブースまで運搬。……かつて夏コミ、イベント終了後のヤマト宅配列で音を上げた惰弱な反魂さんの面影はそこに微塵も残されていなかった。

 近藤さんとaradoさんが来られたところで、私はコス着替えに離脱。
 前日準備の甲斐もあって、とてもスムーズに着替えることが出来ました!

 ……ところで。
 これは豆情報ですけど、男性更衣室は会場正面にそびえるお馴染みあの逆三角形の屋根(?)の中にあるお部屋なんでよ。そこに到達するにはながーいながーいエスカレーターがあって、またコミケですからステップを歩いてはいけませんので、のんびり天を目指してゆくエスカレーターに揺られるのです。揺られながら、「ああもう戻れないんだな……俺は……」と感慨に耽ることが出来る至福の一瞬です。窓外に長く連なる黒山の人集り(入場待ち行列が見渡せる)もまた、或いは彼等も襲い掛かってくるハイエナなんじゃないかという無闇な緊張感をくれ、身を固くさせてくれるのであります。
 ――そして昨今、このスリリングな気持ちを体験してみたいと名乗りを上げ、率先してコスプレイヤーの仲間入りを果たしてくる同士の方々が雨後の筍のように後を絶たないのですよー。

 阿求コスに着替えて下りエスカレーターに揺られていると、眼下を降りてゆく村紗が一人。それだけでよもや「特定」には至りませんが、彼が抱えている「黒く大きな紙袋」によって、推測は大きく疑惑の域にまで達し、私の注意をひっつかみました。
 
反「ねぇめりとさんですか?」
め「※▲◆!?」

 クリティカルなまでに白上めりとさんでした。一応お断りしておくと、めりとさんとは正真正銘これが初対面です。初対面の人間を衣裳と袋だけで断定して私は声を掛けました。
 そして私は、氏に名乗りませんでした。名乗りませんでしたが、分かって頂けたようです。
 そう、漢たちはそうやって、互いのレゾンデートルを舐め合いながら――(以下略)

 *
 
 ブースに帰ってみると、卓上はまぁきらびやかなまでに色とりどりに彩られておりますことよ。穂積名堂の新刊に私の新刊、創想話合同の新刊「幾重物語」と既刊SSSS、それに空蝉。まぁ派手な表紙ばっかり!
 所狭しと小説本が並ぶ有り様は、本屋さんのレジ前の一角を想起させて何とも豪華絢爛でした。
 ああ、写真に撮っておこうかと思っていたのに忘れてた――(近藤さんは撮ってたらしいです)
 
 そしてこの前後で東雲さん、あと私はお会い出来ませんでしたが蝙蝠外套さん、お逢いしたところでは紡さんやかもねぎさんや久樹輝幸さんや霧島あるとさんなどとご挨拶。久闊を叙しつつ、その次にやって来たのは人比良さん。
 まぁ抵抗はせず、しょうがないからスカートはめくらせてやった。
 なぜなら……

 http://www.geocities.jp/reincarnation_lions/test/xmas.htm

 ナッハハハ! 今回はちゃんと防衛してるからな! 宿屋で調整していたのがこれだ!
 ああう……まさかクリスマスにドロワーズを買うような日が私の人生において訪れるなんて思いもしませんでした……リボンとか豊富にくっついて、自分が穿くと思わなければ可愛いもんですよこれ……

反「というわけでこれから挨拶なんだけど、どっか行きます?」
人「じゃ荒御霊らへん行こっか」

 ……てなことで、色んな危険人物が渦巻くあのブースへ。
 息を詰めて水中に飛び込むような気持ちで、すっ飛んで行ってすっ飛んで帰ってきました。和泉幸奇さん鳥居すみさん梶迫迅八さん白上めりとさんA-20さん、なんでみんな苗字と名前があるんだ。
 半日エサを与えられてなかったライオンの如く襲い掛かる者共! ええいこのブースに理性っつうもんは無いのか!
 本当は挨拶に来た筈なのに、サークル主の和泉さんをそっちのけで人比良さんと漫才を繰り広げる。私達は一体何をしに来たというのだろう。
 鳥居さんからは何か衝撃的な事実を教えて頂きました。いや地雷を踏んだかな、というのはあの時感じてたのですが……
 
 そんなこんなで、怒濤の間に新刊をぶん投げつけたりしてました。あと簡素な年賀状とか。

1001043.jpg


 こんなん。へたっぴですが名刺代わりという形で――。 
 それからこの際通りがかられたうがつまつきさんにもご挨拶したんですが、よく考えたら脈絡がほとんど無いし私のこと覚えておられないんじゃないか向こうは……と思って今更青くなっている次第です。すみませんでした、いきなりご挨拶して。


 人比良さんと別れた後は、今回2ボス合同にお誘い下さった美鈴さんの元へご挨拶。そして折角なので、二人連れ立って挿絵を描いてくださった歌えない太平洋・夏那瀬秋穂さんの元へここで赴くことに。
 スケジュール的にも逼迫した中でのお願いをご快諾頂いた経緯にたがわず、とても優しそうな方でした。こちとらと来たらいきなり奇天烈な衣裳で現れたのですが、柳が風を受けるようにご対応くださって、いやはやありがとうございます。
 他人のスカートだと見るやセクハラ攻撃を仕掛けてくるどこそこの人達はちょっと見習うと良いよ――!

 そんでその事は、続けてご挨拶に伺ったカゲ路の影さんにも言えまして。最近感覚が麻痺してきてますが、あの衣裳でいきなり突撃したら普通びびられるよなーとか思いつつ皆様肝が据わっておられるといいますか――影さんも穏やかに対応して下さって安心してます。内心どうだったかは存じ上げませんが。
 それにしても今回本当にお世話になりました――おつかいの本、間違ったのを買ってないかとびくびくしてましたが何とか大丈夫だったようで、こちらも胸を撫で下ろす。
 最後はすれ違ってきちんと挨拶出来なかったので、また次の機会にちゃんとご挨拶させていただければと思います。プレビューの完成が楽しみです。

 このあと順不同でさん、うにかたさん、さん、mokiさん、大樹きのさん、毛玉おにぎりさん、そして豆蔵さん雨虎さんなどなどにブース内外でご挨拶。開幕のコールに挨拶が間に合わなかったのは初めてでした。
 そして第二陣挨拶として、朝の挨拶に間に合わなかった空十雲さんのところへ。熊さんのところでいただいた美麗すぎる新刊もさることながら、ここ最近色々お気遣いいただいて本当に感謝していたので、久々にご挨拶出来てとても嬉しかったです。
 続けて人比良さんのところに行って、見知らぬ方とばったり居合わせる。人比良さんに促されるままに、初対面同士で熱い再会の抱擁――!
 抱き締め合ったままで、

反「人比良さーん」
人「なに」
反「ところでこの人誰ですか?」

 これはひどい。
 お伺いしてみたらぶちマルさんでした。お名前はかねがね。

 加えて朝ご不在だったTakuさん、更に藤村さん、大崎屋さん、きずなさん、ktさん、稜乃さん、鎌鼬さん、七桃りおさん、すーさん、サインくださいとか言われてしまったとげさん(で良いのかしら?)、その他創想話合同に参加された各作家さんに加えて久々となる世界爺さんや銀さんともバシバシご対面・ご挨拶。中に差し入れを下さった方もありまして、本当にありがとうございます。わーい。
 しかし今回はいつにも増して開催中は忙しく、てんてこ舞いでした。また大きなトラブルもなかったのでここは列記に留めます。
 あ、七桃さんは霊夢コスでした。なんか可愛くて押し倒したくなりました。
 
 毎度の定型文ですが、ここに記し漏らした方がありましたら本当に申し訳ありません。そして今回は多すぎるため、お名前の紹介に留まった方が大変多いです。
 レポのたびに緊張するのがこれなんですが、大体あとから一人二人は漏れていたのに毎回気づいてorzしております。 
 盛況理の内に迎えた閉会の拍手までにお逢いした全ての方々、ありがとうございました。自分の本がテーブルに積み上げられてた時には「こんなにあって大丈夫か……」と思っていましたが、びっくりするくらい沢山の人にお越しいただけて、お陰様で帰りの荷物が軽くなりました(
 どうも!
 でも宅配列が屋内に引っ越したため、最後の混雑は一入でしたが――

 *

 謎の強風が吹き荒れる国際展示場で吹っ飛ばされそうになりながらも苦心惨憺、なぜかいつも空いている浜松町行きの臨時バスに乗り込んだ御一行。穴場というか穴バスというか。山手線を挟んで秋葉原まで戻り、打ち上げ焼き肉大会の予約時間まで余った時間を電気街で各自自由に潰すことに。
 そして約束の18時30分。
 私、鼠さん、創想話作家合同のバーボンさんと戻って来られたところで最後のお一人が姿を現わさない。
 すわ迷子か、と色めき立ち始める一行のもとへ、3分遅れで帰ってこられたその方。
 一同胸を撫で下ろしますが、そこで衝撃の告白。

「財布を無くしちゃったんです」

 ぎゃあ。

 私からすれば勿論蘇るのはあのトラウマ……初夏の秋葉原駅SUICAのコインロッカー、施錠不良による荷物一式紛失騒動。出先で大切な荷物を紛失したと分かった時、東京は希望を持つにはあまりにメガロポリスすぎてものすごく不安が膨らむのです。鳥取ならけーさつに届ければひょっとしたら……とか思えるんですが、東京の真ん中で持ち物を無くしたとかなると、本気で心細いんですよ。
 鼠さんやバーボンさんと共闘し、浜松町まで乗って来たバスの回送車庫の管轄ターミナルへ電話したところ何と「落とし物として預かっている」という奇跡のお返事。
 その方(一応お名前は伏せてます)は打ち上げに参加されるのがちょっと遅れてしまいましたが、取りあえず手許に戻ってきて何よりですよ!
 良かったー!!

 ……と。
 そういう一連の事件があったことだけ記しておきます。そして、かつて私の騒動の時にも居合わせていた鼠さんが、ぽつりと零した一言。豊富な実感がこもった一言は、とても重々しかったです。

鼠「…………もう勘弁してくれ…………」
 
 *

 打ち上げは創想話合同のメンバーから酢烏賊楓さん、バーボンさん、aradoさん、実里川果実さん、つくねさん、guardiさんの6名を加えつつ近藤さん、豆蔵さん、鼠さん、雨虎さんの昨日からのメンバーに美鈴さん、mokiさん、霧島あるとさん、ktさん、ぱじゃま紳士さんに私を加えた17名。こんな大所帯の打ち上げが未だかつて……!
 とはいえ、この人のやることはいつもと変わらないのであった。

1001042.jpg


 京都の肉泥棒め!
 この赤い何かがそれです。創想話作家合同の人に「あの人初心者でも容赦しないから」などと説明する哀しい心遣いよ――

 而して、いつも分厚い打ち上げのレポはここで途切れます。私は、高速バスの時間の都合1時間足らずでこの会を離脱。これから盛り上がっていくよ! といった時間での離脱は痛恨の出来事でしたが、それもこれも自宅で翌日夜に万全の体調で紅白歌合戦を見るためなんだ(ぇ
 錦糸町駅から浜松町駅までおしっこーおしっこーとか騒ぎながらも水漏れ事故は起こることなく、浜松町BTの男子トイレから翌朝鳥取までの長い道程に何ら起きることなく、無事帰還。
 やはり0日目のコインロッカー騒動で不運はすべて禊ぎを果たしていたと考えるのが自然でしょう。
 レポが遅くなったのはごめんなさいでした。帰りのバスの中で書こうと思ってたら、爆睡してたのです。

 *

 それでは、恒例のお礼ツアーに参ります。
 
 まずは今回幹事役を務めてくださった豆蔵さんおつかれさまでしたー。宿屋のアレはどうなることかと思いましたけど何とかなりました! まぁあとは金杯を当てて下さい!(ぇ
 そして本の方でお力添え下さった影さんと夏那瀬秋穂さん……共に厳しいスケジュールの中にもかかわらず丁寧なイラストをありがとうございました! 新刊ありがとうございます。
 また今回も編集でお手伝い下さった近藤さん、色々とご迷惑をおかけしましたありがとうございましたー。ブースをお借りしたことと併せて、改めてお礼を。

 そして会場でお会いした沢山の方々に等しくお礼を申し上げます。サークル参加の方々にいただいた本は何かしらどれもこれも趣向が凝らしてあって、読む前から面白そうな匂いをふわふわ漂わせている珠玉の一冊ばかりですじゃ!
 そして一般参加の方からもラジオに言及してもらったりして大変嬉しゅうございました……沢山の方と色んなところで繋がっていることを、イベントのたびに再認識させられる。これは幸せなことです。
 皆様本当にありがとうございました。

 前回のB5の短編集と打って変わって今回は読み切りの文庫となり、自分でも「小説本」として改めて実感がこもった思い入れ深い一冊を携えたこのイベントも、これにて終了。一人でも多くの方に気に入ってもらえたら良いです。

 そして告知というか宣伝というか。
 文字通りの一両日のうちに、とらのあなで委託販売も開始する見込みとなっていますのでよろしくお願いします。

 というわけで、個人的には割と簡素にまとめたつもりの冬コミレポでした。
 遅くなりましたが、皆様本当にお疲れさまでした!
 &ありがとうございましたー!


 
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どうも。
ツィッターで御世話になっているkeinoziです。
やはり名乗っておけば良かったなと後悔してます。
次回も是非、伝説を楽しみにしてます
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