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【1/23】 2010年 自作振り返り。


 大分遅くなってしまったけれど、自分の記録でもあるので一応。
 2010年の活動合計は個人誌2冊、寄稿4本、創想話5作。

 合計11作品、758KBでした。
 いずれも前年(2009年)を下回る数字なので今年は挽回しなければ……!
 というわけで、それぞれの作品の回顧録。

 原題というのは、執筆時のテキストファイルにつけていた仮の名前で、
 Theme BGMは別に作品の象徴というわけではなく、
 執筆時に聞いてた曲とか、たまに雰囲気にオマージュを受けたとかそんなん。


【個人誌】

○「鈴蘭が咲いた丘」(原題:『鈴蘭の咲く丘で』)
 博麗神社例大祭7新刊
 Theme BGM:「キミガタメ」(Suara)
 180KB

 テキストファイルの生成は、2006年の4月。悲願の書籍化です。
 その形跡は第3回こんぺ(「箱」の回)のこんぺチャットで、
 「俺ぁメディスンを主役にした超大作を執筆しているぜ!」などと
 怪気炎を上げているあたりからもう既に見て取れます。それくらい昔の話。

 4年間に渡る枝葉末節の加筆修正、
 加えて経年による文体の変化に一人煩悶し、
 更にはSDカードの破損から九死に一生を得てのサルベージなど(ぁ
 万難を乗り越えて本へと辿り着きました。

 直前に読んでいた桜庭一樹氏「私の男」に触発されて
 時間遡行形式にしているのですが、直前まで「バグ取り」に追われ、
 また思い入れのあった作品で敢えて奇天烈な構成を選ばなくても
 本当は良かったのかもしれません。

 イラストはかねてから「お願いしたい」と思っていた小日向らいちさんに
 鮮やかに彩っていただきました。結構無茶を言ってすみません……。

 初期の自分の傾向を色濃く残した、(多分)最後の作品。
 mixiの床間さんの紹介文にある「執筆中の大作」、
 それが世に出るまで、気づけば足かけ5年の歳月が流れました。
 

○「反魂蝶」(原題:『反魂蝶-満開-』)
 コミックマーケット78新刊
 Theme BGM:「ボーダーオブライフ」(上海アリス幻樂団)
 225KB

 今年一番消費、カロリーの高かった作品です。
 最後は消耗戦のような修羅場に陥っておりました。痩せました。
 
 僭越ながらペンネームにいただく程度には「反魂蝶」というスペカ、
 あとBGM「ボーダーオブライフ」に一方ならず思い入れがあります。
 それらが私を東方に没入させる決定打でした。
 桜舞い散る華やかな儚さを、KAZUさんのイラストで見事に表現していただき
 この本は本当に幸せな一冊となりました。
 
 「反魂蝶-満開-」を、どれだけ華やかに、どれだけ物悲しく、
 雄麗で壮大に描くかがテーマ。
 今年の自分を象徴する作品だったことは、疑いありません。
 巨大な達成感と、同じく沢山の前向きな反省点を残して、
 今までにない大きな冊数が読者の皆様に嫁いでゆきました。

 コムフレックス様に直接原稿を提出し、
 何の因果か印刷工場見学までさせていただいたことは素敵な想い出です。


【寄稿分】 

○「天涯」(原題:『天涯』)
 2010年博麗神社例大祭7 水橋パルスィ合同誌「-INVIDIA-」寄稿
 Theme BGM:「名もなき詩」(Mr.Children)
 21KB

 2010年で一番気に入っているのは、案外この作品かもしれません。
 「くしゅんっ」は、個人的には大ヒットなんです(ぇ
 それから「口づけ」ではなく「キス」という言葉を選んだことも。
 
 パルスィの「嫉妬」という側面を規定のページ内で切り出すのは難しく、
 ならばとばかりパルスィ自身にスポットを当てて描きました。
 最初はもっと古文調で綴りましたが、途中から方針変更。
 一人称で叙情を進めながら、その心情を出来るだけ匂やかに表現出来るよう
 細かくこだわっていきました。
 そのエッセンスには、某有名な明治文学を一しずく。

 前回の秋姉妹合同に続いて、中雑魚さんに声を掛けて頂きました。
 この作品を通じてよりパルスィが気に入りましたが、
 私が描くパルスィはどうも、他人の作品とやや違いすぎているのが気がかり。
  

○「今年も渡りドロワーズのry」(※題名は最後まで決めませんでした) 
 計15KB
 恋の魔法はドロワにお任せ!
 Theme BGM:-

【あらすじ】 
人「反魂さん、ドロワ合同2やりましょう」
反「このドロキチが!」
人「まず導入部を二人で1頁ずつ、4頁ほど書いてあとはリレーで」
反「なるほど」
人「じゃあ反魂さんから」
(30分後)  
反「できました」
人「渡りドロワーズって何ですか……」
反「じゃあ次はドロ比良さんで」
(30分後)
人「よし反魂さん任せた」
(30分後)
反「はい人比良さん」
(30分後) 
人「よし導入部完成だ」
反「じゃあこれをリレーメンバーに投げるとしよう」
人「主役ドロワーズで面白い小説になるね」
反「後に続く方も書きやすいでしょう」
(ここまで合計:2時間)


○「fragile」(原題:『Da carpo~あなたの歌になれた~』)
 2010年東方紅楼夢5 ほりごたつ刊行「おなじ場所に生まれた」収録
 Theme BGM:「ever forever」(原田ひとみ)
 99KB
 
 これも元は1年くらい前に着想を得ていた、ルーツの古い作品。
 (刊行3ヶ月という観点から)念のためネタバレを伏せつつ書きますが、
 この物語のキーキャラクターは「初音ミク」をイメージして描いています。
 
 なぜなら元々、この作品はプリズムリバー姉妹に「初音ミク」を織り交ぜて
 クロスオーバーの作品に作り上げる予定だったからです!
 アンビリーバブル。

 その気はなかったのですが、どことなく「鼎」に似た雰囲気を帯びています。
 よく言えば私らしい、悪く言えば前と同じような作品になりました。 

 姉妹合同という本のテーマに沿って絆をしっかりと描き出せるよう、
 四姉妹が持つ一人ひとりの心の動きにペンを沿わせていきました。
 「鈴蘭~」に続いてお世話になった小日向さんには、
 前回に増して沢山のキャラクタを描いて頂き俺得(ぇ

 合同で出した本では4冊目となる「おなじ場所にうまれた」でしたが、 
 何も示し合わさず二見さん・翔菜さんがそれぞれ毛色の違う作品を執筆し、
 胸突き八丁の相談も無しで三者三様の物語が集いました。
 これもまた、ひとつの「絆」と言えるのではないでしょうか(綺麗にまとめた)。


○「Nursery」(原題:『下宿にて』)
 2010年11月「境界から視えた外界」合同誌「秘封サナトリウム」寄稿
 Theme BGM:「future world」(Every Little Thing)
 10KB
 
 前述のパルスィ合同と同じく、規定のページでどう物語にするか迷いました。
 書いたのはあっという間でしたが、改めて短編の難しさに気づいた作品です。

 私の中での秘封倶楽部の二人、それを取り巻く世界を一言で形容するなら
 「浮世離れ」で、ちょっと不思議な世界を描いていると楽しくなります。
 二人の馴れ初めにスポットを当てたせいか合同誌の先頭打者に置かれてしまい
 嬉しいやら緊張するやら……梶迫さんには、本当にお世話になりました。

 個人的な痛恨は作品ではなく、そのイベントに私自身が足を運べなかったこと。
 近年稀に見る大フィーバーイベントだったようで、
 その熱気を肌で感じられなかったことが勿体なくてなりません。

 ちょうどこの作品のメリーみたいです。
 おすまししてますが、この作品のメリーは内心とてもはしゃいでる。


【創想話】

○神主収録してやんよ!(原題:『神主を収録する』)
 2010年2月3日 東方創想話作品集99
 Theme BGM:「童祭」(上海アリス幻樂団)
 71KB

 前作の不調を引きずったまま、勢い任せに書き上げ、
 我ながら一目瞭然の「無理している感」が今なお気恥ずかしい作品。

 構想自体は随分前からあったものの、
 出来映えも一昔前の自分の水準に戻ったような印象を受けます。

 当時は自分なりに楽しんで書いたつもり――だったのですが、
 何はさておき「無理してる」というのが一番に目に付いてしまう。
 ウケるかどうかは、私の口から何とも言えるものではない。
 こと作り手側の視点では、ちょっと反省点を残してしまった作品ではあります。


○晦朔を知らず(原題:『初雪のように』) 
 2010年2月10日 東方創想話作品集100
 Theme BGM:「旅人」ケツメイシ
 84KB

 創想話作品集100という節目に際して、
 記念SSをどうしても寄稿したいと思いました。

 創想話を幻想郷縁起に見立て、阿求さんになったつもりで
 「私もどこかの末席に加われているといいなあ……」と、
 そんな気持ちで書きました。

 作品集20から書き始め、約5年が経過しましたが、
 居心地の良い創想話が5年を経てなお残っていることが嬉しいです。
 何より尊いことだと思います。
 2年、3年……かつては、時の流れに意外に早く攫われてしまうのではと
 怖かった時期もあったので。

 さてこのお話は重いような、そうでもないような。
 でも阿求さんを創想話で本格的に書いたのは、久しぶりです。
 ラストシーンは決めず、ふと思いついた場所で物語を閉じました。
 気に入っていますが、こと文章に限って言えば、不調の時代でした。
 

○花咲かじじい-Golden weakness-(原題:『やすめ!』)
 2010年5月7日 東方創想話112
 Theme BGM:「友達の唄」(ゆず)
 26KB
 
 元々は、幽明櫻で穂積名堂と示し合わせてコピ本を制作するため
 この作品は書かれました。
 結局プランは近藤さんの原稿が進まず立ち消えとなり、
 しかし近藤さんはその後別所で発表していた作品を流用して
 一人でコピ本を出す、という前代未聞の暴挙に訴えました。

 私はといえば哀しみの底に突き落とされ、
 行き場を失った本作を創想話に投稿したのでした……

 ……というと穂積名堂に怒られそうですが。
 いやでも、事実認識はさほど間違っていないよ。
 
 この作品のストーリーは、
 3ヶ月後に刊行となる夏コミ新刊「反魂蝶」に繋がっています。 


○ドロちゃん(原題:-)
 2010年5月15日 創想話作品集113
 Theme BGM:-
 12KB

 昔はこういう行き当たりばったりな作品をよく書いていました。
 一夜のテンションに任せて文字を書き連ねる。翌朝には既に憶えていない。
 これは本当に私が書いたものなのか……。

 さておき、2010年は比較的ギャグっぽい作品が少ない一年でしたねえ。
 この作品は元々、ドロワーズ合同2が現実味を帯びてきた頃に
 寄稿用として先行用意した――という意図が、確かあったような無かったような。
 ほんとのところ、既に忘れてしまいました!
 

○モノクローム・バイバイ(原題:『モノクロームの街』)
 2010年8月13日 東方創想話作品集122 
 Theme BGM:「まぼろし」(GARNET CROW)
 15KB

 創想話での過去作「形而上コドク論理。」という上着を、
 2度裏返しにして元に戻したような作品です。とてもよく分からない表現。
 もちろん下着になった訳ではなく、どちらかといえばちゅっちゅが下着っぽく、
 いやもうどっちがどっちでもいいです。

 合同誌『秘封サナトリウム』に寄稿する草稿として途中まで書きながら、
 尺の問題で発表の場を創想話に変えたもの。

 平凡な幸福が続きすぎたことに気づく夕方、その終わりをふと思って
 物悲しさに襲われることがある。
 物悲しさは降り積もると、黄昏深まると共に恐怖へと化ける。
 そんな作品です。


 
【未完成のまま2011年へ持ち越された作品(5KB以上・書籍用除く)】
○セントエルモは帰れない
○なずなず大好きアイシテル
○川面の星
○花、秘やかに

 さて、2011年はどうなりますでしょうか……!
  (原稿しましょう
 
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