スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【1/12】 創想話作品の感想

 なんとなんと今日は凄い早い更新! 時間にしてなんと昼の12時!
 いっつも夜の12時が普通なのに(

 てことで創想話作品レビュー。前からミクシーで、すっごくたま~にやってました。2回くらい?(ぇ
 本当はもっとこういう記事を書きたい――つってその時にも口にした記憶がありますが、紙媒体とweb小説だとどうしても可読性の高さという点で大きな溝があるので、往々にして創想話は後回しになりがち。
 私はスレの人ほど勤勉ではないので、隠れた名作発掘なんてことはしませんで、タイトルでパパパッと読んでいくタイプ。ですので読む作品には何の基準もありません。
 
 

■シンペイ蛙 ulea氏 作品集52
 予てより高い評価――高い評価というのはつまり私を「読みたい」と思わせる評価だったということですが、それから長い時間を明けてようやく拝読に漕ぎ着けた作品。
 浅学にして草野心平という方の作品を私は一遍も存じませんが、その作品に描かれた吟詠的な抒情であるとか、郷愁を誘うような草木の匂いなど存分に感じることが出来ました。もちろんそれはuleaさんの筆力があってこその話で、詩情的な文体がこの作品の空気によく似合っていたように思います。
 個人的には諏訪子との邂逅にもう少し抑揚や脈動があればと思ったのですが、あまり感傷的な展開に持って行かれるのも何か違う気もしましたし、これくらいの爽やかさが一番似合っているのかもしれません。

■猫の居る店 ネコ輔氏 作品集66
 最後ちょっとどきっとした。
 端々を見るとかなり荒っぽいように感じますが、全体の流れに歪みや淀みや変な抑揚が無いせいで、エンディングまでが淡々とした流れ。そのエンディングに仕掛けられたギミックがすごく効果的に働いたと思います。
 ホラー的なノリにしてしまうことも出来たんでしょうが、あとがきに救いを入れてあることで読者はやはりホッとするもの。地味にあの後書きが重要で、あれがなければ序盤のやや冗長に思える日常シーンがすべて意味を失いかねませんでした。
 物語の主題をそうやってスライドさせることで「お燐」というキャラをクリアに描けている、良作だったと思います。……というのはあくまで、私の好みの問題でもあるのですが。

■むぎゅっ 毛玉おにぎり氏 作品集62
 ラストでなーんかどんでん返しがあるんじゃないかと思ったら、そうではなかった。
 私の貧弱なその筋の知識だとなんとなく永琳が竜宮○ナっぽかった、けど超どうでも良い。
 文章作品としてあれこれ批評するのは簡単なんですが、そういうところばっかりに囚われてる自分の近視眼の中で吹き流しのようにのんびりと映る作品でした。
 もっと私もこういうのが書ければ――と常日頃、思ってはいるのですが。 
 個人的にはこういうのこそ、二次創作の面白さだと思っています。きちっと可愛さに特化した作品で、読者としてはもちろん、SS作家としての視点で読んでいても満足できる作品だったように思います。

■行きつけの床屋さん 稜乃氏 作品集50
 女の子の髪の毛って一回切ってみたいよね(変質者の瞳で)
 髪を切ってあげるというシチュエーションだけで何となく、身体の変なところがむずむずする感じがします。作者の目の付け所がシャープだった。
 随所において散逸的でちょっとまとまりに欠け、些か冗長な部分は少なからずあったように思います。ただ、散髪という一連の行為を通じての魔理沙と霖之助の感情を、双方とも丁寧に繊細に描いてあるため、物語の雰囲気が損なわれることはありませんでした。

■さびしんぼうの人形遣い アッザム・de・ロイヤル氏 作品集32
 何に一番和んだかといえば、アリスやてゐよりも各種人形取り揃えたやりとり。物語の主題そっちのけで、むしろこいつらのやりとりを延々見ていたい! という気になったりも。
 ただ、それは裏を返せばアリスとてゐのコミュニケーションがおまけっぽくなっていたということ。イベントの関節自体は豊富にあるので、もうちょっとこちらの方に力が割かれていれば、主副二本の面白味が並び立ち、厚みのあるお話になったのかなーと思いました。
 全体に漂うほんわかした空気は、この物語と作者を語る上で外せない要素。そこがしっかり足場固めされているのは安心感がありました。
 一応註釈しておくと、アッザム氏とは現在の浜村ゆのつさんです。

■ベルベットルーム キロリ氏 作品集66
 ネコ鍋実は見たことがありません。というか田舎に居ると、飼ってさえいなければ猫って割と害獣側なのでそうそう愛情も湧かないとか(酷
 それはまあ、さておき。
 オチから反転までが急転直下すぎて、ちょっとハラハラ感に欠けたような。ネタとしては短編向きではなかったような気がします。知られたネタを活用してのアイディア自体は面白かっただけに、ちょっともったいない気はしました。


 
 というわけで、皆様の作品をお借りしました。
 素晴らしい作品をお見せ下さった方々に感謝。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

リンク
プロフィール

< リンク等はサイトの方へ!

Author:< リンク等はサイトの方へ!
FC2ブログへようこそ!

FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
検索フォーム
QRコード
QRコード
月別アーカイブ
最新コメント
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。